輝く羽のブログ

痛くて上がらない腕

鹿児島の整体輝く羽の西です。今回は、脳梗塞・脳出血後遺症のクライアントさんのお話です。

クライアントさんは50代の女性で『腕が重くて痛く上がらない。肩もすごく痛くなるの』と話されます。

クライアントさんは、脳梗塞と脳出血を発症され闘病機関も長く、入院期間の記憶はほぼ無いとおっしゃられるくらい重たい症状だったようです

脳梗塞や脳出血を起こすと、体の運動機能の低下を起こし、手足が自由に動かしにくくなる麻痺の症状が出現します。クライアントさんは体が安定しにくく『腕が重たくて痛い、腕をうまくあげられずに肩が痛い』という症状が出現しています。自分で歩く事は難しく支えてもらいながら歩く以外は、車椅子での生活がベースであり自分で何かをするのは怖くてできないという状況です。

あなたには、腕が重たくてしかたないという経験がありますか?

人の腕の重さは、体重の片腕で約4パーセントとされます。70㎏の方でしたら、約2.8㎏とされます。しかし、私たちはその重たい腕を動かすことに重たさを感じることはありませんよね?

腕を自由に動かす際には、私たちの体幹と言われる胴体の部分がいかに安定しているかが重要になります。そして、肩の関節や肩甲骨の位置が動きに適した場所にあるかや、筋肉や組織の動きの状態も必要な要素です。それらが上手く機能していない事から、腕が痛くて上がらない・腕が重い・肩が痛いといった状況が生まれています。

手を伸ばしたくても、腕が重たい事や自由に体が動かせないことは辛い事ですよね。

クラインさんは、体の様々な部分の筋肉や組織が硬くなった状態でした。もちろん脳梗塞や脳出血の要因もあり体幹と言われる胴体の不安定性もありました。

体幹が安定するためには、三半規管の働きなども重要になります。それらを含めて体の調整をさせていただきました。

施術前と施術後の腕の動きの変化です。

まだ、十分とは言えませんが動きの改善が見られます。

『腕が軽い!』とおっしゃってくださいます。腕が痛くて・腕が重くて・肩が痛いといった症状から少しでも脱却できて、自分で動けるように少しでも早く改善できるように施術をしていきたいと思います。

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

 

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