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インソールの違い

さて、あなたは何を基準でインソールを選んでいますか?インソールと呼ばれるものはたくさんありますが、その違いをご存知ですか?

突然ですが、左の写真は山口県の錦帯橋です!アーチ構造の橋でとても風情がある場所ですよね。右の写真は、同じくアーチ構造の石橋になります。石をアーチ型に組み合わせて強度の高い橋を作り上げています。アーチ構造の橋の安定性が高いのは、古くから知られており古代ギリシャが起源であるとも言われているぐらいです。

その安定した構造は、私たちの体の中にも存在しているんです。お気づきだと思いますが、それは足です!

上の写真の様に足の骨は、28個の骨の組み合わせにより構成されておりアーチをつくています。

アーチの代表的なものは、土踏まずの部分ですよね。上の左にある写真の赤い線の部分になります。アーチ構造は、上からの重力により下方向に加重が加わります。下からは、反力により上方向に力が加わります。それらの力により、それぞれのパーツに圧縮力が加わり、強度の高い構造のアーチを作っています。

足の場合は、骨のパーツの組み合わせがしっかり嚙み合った状態の硬い足が、この強度の高い石橋と同じ状態にあります。これは、床面を蹴りだすときなどに重要な足になります。そして、足には石橋にない機能をもう一つ持ちます。それは、床面に最初に接触した時に衝撃を緩衝する柔らかい足を作り出せることです。これは、強いアーチ構造ではなく、その組み合わせが少し緩む様なシステムになっています。

足は、石橋のような強い強度も持つ硬い足の状態と、強度を少し緩める柔らかい足の状態とを交互に行う緻密な仕組みを持っているのです。

この硬い足と、柔らかい足を調整するためにキーとなるのが、踵の役割になるのです。

足が地面に接した時に、踵の丸い構造の転がり他の骨の動きを調整して、柔らかい足となり衝撃を干渉します。その後再び、踵の動きなどにより骨の組み合わせが密になり、強度のある硬い足となります。

しかし多くのインソールは、アーチを作るために無理やり下からアーチを作ってしまうのをよく目にします。アーチは、足の接地と蹴りだしの状況により、その構造を変化させなければならないのですがそれを邪魔するかの様に固定させてしまっているのです。

そして、アーチ構造とは上からの衝撃には強いのでが、下からの突き上げには弱い構造なのです。よって、アーチを作ってしまう事は、補助しているようで下からの突き上げになっている状態であることがあります。これでは、補助しているつもりが逆の効果をもたらしています。

足の構造や、足から入る刺激は、あなたの体の動きや安定性にまで作用してしまいます。足の動きや意味などを理解していないといけませんし、統計的なデーターの計算されたインソールの仕組みが重要になります。

その一番のポイントが、踵の動きを調整しているか?という事です。アーチを無理に上げるのではなく、骨の動きでアーチが自動で調整されるか?ということです。

輝く羽のインソールであるNWPL社のインソールの場合は、特許技術でその踵の骨の転がりが計算されており他社が真似できない高度な技術が集結されているのです。

違いをしっかり見極めて、インソールを選びましょうね。

インソール

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

 

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