輝く羽のブログ

脳梗塞後遺症としびれ

脳出血の後遺症を持つクライアントさんに『しびれが変わった!』と嬉しそうな笑顔をいただきました。

 

あなたは、長く正座をしたときにジンジンするしびれと足の感覚がなくなった経験をしたことがありませんか?

長く正座をすると、組織を圧迫する事により血流が低下してしまい、血流が再開した時に神経が異常な電気を流してしまう事により起こりますこの場合は、血流の低下が原因ですね。文献は下記の様に書かれています。

正座をすることで、脛骨粗面および外果でそれぞれ膝窩動脈と後脛骨動脈が圧迫されて、下腿から足を支配する総腓骨動脈に循環不全をきたし、必要な酸素が足りなくなります.そのため末梢神経に異常電流が流れ、「しびれ」として感じることが、正座したときのしびれの大きな原因です。

文献:正座をするとなぜしびれるのでしょう?⇒https://www.worldstm.com/Article/4DE0521220130495006

このジンジンしたしびれと、触っている感覚が鈍くなったり、分からなくなった状態が常に続く症状があります。それは、脳梗塞や脳出血の後遺症で感覚障害と言われる症状です。

脳には、体を認識したり動かしたりする部位があります。そして、脳には無数のネットワークが存在しています。

その感覚を司るネットワークが傷つく事により、感覚障害の症状が出現します。その度合いは、まったく触れている感覚が分からないものから、手袋を一枚した状態のような感覚のものまであり、損傷した部位や大きさにより違いが出てきます。

正座後にでるしびれも辛いのに、痺れや感覚が分からない症状が毎日続く事はとてもつらいですよね。

このしびれの症状が、入院生活よりもひどくなる方がいます。今回のクライアントさんもそうでした。しびれが広がり、強くなってしまう事に悩んでいたようです。後遺症によるもので、仕方ないと感じていた様です。

脳梗塞や脳出血の後遺症の方は、動きの不自由さから体の一部を固めて動作する傾向にあります。そのため、首や肩回りの組織が硬くなる場合があります。その組織動きの低下から、血流の低下・神経の圧迫が生じてしまうのです。

今回は、『すごく嬉しい』と喜んでくださる姿になんとも言えない嬉しさがありました。

あなたのずっと悩んでいる悩みを、解決する方法はあるかもしれません。脳梗塞や脳出血の後遺症でも変化はするのです。

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

 

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