輝く羽のブログ

脳性麻痺 立つや歩くのリハビリ

鹿児島の整体『輝く羽』です。こんにちは。今回は脳性麻痺のリハビリに関してのブログです。

あなたは、立つ事や歩く事をどのように行っていますか?

私たちは、母親のお腹の中で腹壁に手足があたりながら、体の学習を行い脳が育ちます。また、誕生から地球の重力や外部環境とのやりとりにより、体と動きなどのやり取りを積み重ねて運動などを学習していきます。文献紹介:脳と行動の初期発達→https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdp/22/4/22_KJ00007731433/_article/-char/ja/

環境との相互作用により成長しています。つかまり立ちになり、おもちゃを取りたいと手を伸ばしてみるなどの出来事などによる重心の変化から、一歩足が進む、そして座り込むや前に倒れるなどの繰り返しで一歩進むことを学習しています。それらは意識的ではなく、無意識に行われ、つむがれています。

脳性麻痺のクライアントさんは、幼少期に歩くや立つリハビリを行ってきましたが、生活のスタイルは車椅子で行う事が基本です。立って過ごす生活に比べて車椅子の生活では、立つ事や歩く刺激は遥かに少ない状況にあります。

立つ動きは、足の裏がしっかり地面に接地でき、膝や股関節を伸ばす事が必要になります。それに伴い、重たい上半身を重力に抗してしっかりと起こさなければなりません。重たい頭も細い首と共に支えなくてはなりません。骨盤が起き上がり背骨が伸びる姿勢は、脳性麻痺のクライアントさんにとっては行ったことが殆どない動きになります。

車椅子の座った姿勢は、股関節を常に曲げる姿勢ですので、筋肉は曲がる方に強く作用します。クライアントさんの足は、膝や股関節が曲がる方に筋肉が短くなっています。今は、徐々に筋肉の動きに刺激を入れながら、伸びる動きに変化が出てきました。幼少期におこなってなかった立つや歩くの発達と言われる段階の学習になります。

股関節が伸びて、体をまっすぐ伸ばす事や、股関節が外に広がる運動はほとんど行ったことがありませんので、その動きを学習するためには数多くの刺激が必要になります。

『意識しても上手くできない…どうやって動くのか分からない…悔しい』そうおっしゃられます。しかし、今はそれが上手くできるようになる段階です。何より経験したことがない動きですので、できなくて当たり前!それでも確実に、歩く動作を上達させています。

『歩くや立つ事って、こんなにも難しい事を知らなかった』麻痺を持った方の多くがそう話されます。無意識にできている動きですが、人間の体の仕組みは本当にすごいシステムなんですよ。

変化の様子はYouTubeの動画をご覧ください↓

脳梗塞や脳性麻痺に関するブログは→https://hane.care/category/noukousoku/
ブログ筆者:西綾(医療の保有資格:作業療法士/准看護師)
医療・福祉の現場に15年以上携わっておりリハビリ・看護・介護と多岐にわたる分野を経験
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館(山形屋近くの泉町)にある整体です。病院で脳梗塞後遺症のリハビリや子供のリハビリを行ってきたプロです。体の悩みの施術はもちろん、あなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。ブログは論文・医学書を参考に話していますが長年医療従事してきた個人の考えも一部含むこともあります。あなたの健康のための一つの要素として参考にしてください。

 

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