輝く羽のブログ

姿勢の保持に必要な事

『姿勢を意識しているようにしています』という言葉を聞く事がありますが、今あなたは意識をしてその姿勢を保持していますか?

私たちは、姿勢を保持する事や調整をほとんど無意識で行っています。

例えば、足場の悪い場所ではどうですか?➡身体や手でバランスを取りながら移動しませんか。

暗闇の中ではどうですか?➡ゆっくりながら、目的の方向に進めませんか。

私たちには、意識しなくても姿勢を調整するために3つのシステム情報があるんです。

①視覚情報➡位置や距離感など目から入る情報

②体性感覚情報➡座面や足・手など触れる部分から情報

③前庭器迷路情報➡頭の傾きで、重力に対して耳石が動く情報

割合としては、視覚が7割・体性感覚が2割・前庭器迷路あ1割とされています。このバランスがとても重要になります。しかし、どれかが過剰に働いたり情報量が減ったりすると、体のシステムは低下する傾向にあります。

通常においても、視覚の役割を多く利用していますが、現代社会ではパソコンやスマホの利用により目の使用頻度はさらに高くなっています。

その目の過剰な働きにより引き起こされているのが『頭痛』『肩こり』『首の痛み』などの症状であることがあります。

 

また、体や頭を揺らすと『めまい』がするや、『頭がふわっと』するといった症状がある方もおられると思います。

それは、③の前庭器迷路働きの低下かもしれません。

①視覚から入る情報と③前庭器迷路から入る情報のズレなんです。耳の奥にある、三半規管と呼ばれる部位は、頭の傾きにより体の位置情報をキャッチしますが、その位置情報の機能がしっかりと働いていない場合があります。

この3つのバランスが重要であり、それぞれがしっかりと働かなくてはいけません!

『転びやすい身体』になってしまうこともあるんですよ…

あなたの『からだ』の状態をちゃんとチェックしましょう!

まずは、自分のからだを知ることが大切ですよ。あなたの姿勢を無意識で調整してくれている機能を、しっかりとみてもらいましょうね!

 

 

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

 

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