輝く羽のブログ

ぎっくり腰の要因って?

実は、腰痛はみんな悩んでいる?

厚生労働省による自覚のある症状別の統計結果は、性別と年齢からみても1位は腰痛であり91.8%(人口千対)もの人が腰痛に悩んでいます。

今回は、その腰痛の1つであり、ご相談を受けることがあるぎっくり腰に関してお話します。

ぎっくり腰の正式な名称は「急性腰痛症」と診断されます。

原因として、筋肉や骨、背骨のまわりの軟骨、椎間板のトラブルなどが考えられますが、レントゲンなどの画像検査を行っても映し出すことができないことが多く、ほとんどの場合で原因がわからないとされています。

背骨の中の神経の通り道が圧迫されている症状の脊椎管狭窄症などの既往がある場合でも、その圧迫箇所が明らかな要因ではない可能性もあります。

(脊柱管の神経の圧迫は?の様な状態です)

しかし、脊柱管狭窄症があるということは、その周囲の筋肉や脂肪の組織が硬いことを示します。組織が硬い事は、姿勢の崩れや骨の位置のズレなどが起こす要因だからです。組織の硬さは、神経の引っ張りを作り、痛みを起こしてしまいます。

神経は全身に張り巡らされる電気のネットワークであり、例えば肩の神経が引っ張られていても、膝の痛みが起こったりもするぐらいに、どこに問題が出てもおかしくないのです。

一見関係ないと思われるような場所が要因となる場合がありますので、硬さの原因がある場所を探ることが何よりも重要になります。

そして、安静度合いに関しても昔と今では違いがあります。

痛みにより安静にしてしまいがちなのですが…

3日以上の安静は、その後の経過をあまりよくしないと研究結果では示されています。無理はせずに、早めに動ける範囲で日常の生活を送ることは大切なんです。

そして、痛いからとストレッチをしがちですが…

残念ながら体はストレッチをすると、パフォーマンスが下がってしまいます。

強いストレッチは、もともと伸びる箇所だけを伸ばされ、問題のある場所は硬いままであることが多いのです。ストレッチをしているけれど、痛みを繰り返すのはこのことが要因します。

実は無理に伸ばさずに、緩く・軽く体を揺する程度でいいのです。

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

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