輝く羽のブログ

足の指を広げる必要はない?

先日クライアントさんから『足の指が広がらない』とのご相談がありあました!

器用な方は、足でじゃんけんをしたり何かを掴んだりとできたりしますよね。

では、あなたの足の指は広がりますか?足の動きは左右差があったり、神経の要因の問題がある場合は対処していく必要もあります。クライアントさんは、右の足の神経系や筋肉などの組織の動きに問題があり、今回は足部を中心に施術をさせていただきました。

足に28個もの骨が存在しますので、その動きを一つ一つみながら調整をしていきます。複合的な動きや、関節単体の動きまで調整していきます。足の崩れが強い方は、一方方向にのみ動かされていたりもします。

ここで重要なことは、足の指を広げたりもみほぐしたり、意識的に動かさせない事です。大切なことは

足を適正な骨の組み合わせ位置に誘導しながら、いい感覚の情報を与えることです。

クライアントさんは坐骨神経系などの問題もありますので、まだ十分ではありませんが足に正しい位置の情報を誘導していくだけで、足の開きは改善してきています。

そして、もう一つだけ覚えていてください!

それは、「あなたの思考を変化させる」という事です。

体の動きの役割では、足の指を開く事や、足の指で掴むという動作は重要ではない事です!!

『えー!でも、足を広げる運動をするじゃない!!』とおもうかもしれません。

では、体感しましょう!

誰かと力比べをしてみてください。そして、力比べして力の強い方だけが足の指を開いてください!できる限り開いて!(足の指をしっかりと両方ともに開いてくださいね)

そして、もう一度力比べをしてみましょう!

どうですか?力は変化しませんでしたか?

足を開く事は、足のアーチが下がり組織が引っ張られた状態と同じです。体はパフォーマンスが下がりやすい状態になるんですよ。

足は、土踏まずが下がる状態のアーチが下がることを嫌います!

そして、足の指で掴む運動も同じですよ。

詳しくは?

足の指で掴む練習は必要ない!脳梗塞の方も健康な方も同じ!

体には必要な事とそうでないものがあります。

世の中にある沢山の情報に惑わされない知識はとても必要なんです。

足からの影響は、案外あなたが気がついていないだけで、実は足にかなり左右されているのです。

ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。

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