鹿児島の整体輝く羽の西です。こんにちは!
『こどものために!』と決意されたインソール作成。
小学生のお子さんですので、今からまだ発達していきます。『足のサイズが変わってしまうから…』と感じる方も多いと思います。実際に、こどもの靴選びなどは大きめのサイズを選択してしまう方が多いのも事実です。
ですが、この時期の子供の足から入る刺激は、どのように成長発達していくかに関連するものでもあります。また、骨の形成時期でもありますので、先々の変形の予防などにも重要な時期です。
今回のお子様は、指先の握りこみと爪の変形が幼少期より気になっていた状況です。姉妹ともに、爪の変形があり指先を覆うように爪が伸びおり、爪切りのやりにくさも感じていたようです。
写真の赤の丸で示すのは、指先の握りこみです。足の握りこみや、浮指という足の指が地面に接していない状況などの症状は、現代の子供には多くなってるとも言われます。
靴の選定としては、靴が大きすぎて靴の中で滑ってしまい指先が靴先にあたってしまう場合や、靴が小さすぎて指が曲がった状態でいる場合などがあります。
また、足の骨の動きにおいて不安定性がある場合などに指先を握りこみを起こす場合もあります。踵の骨の転がりにより、アーチが低くなったり高くなったりと切り替わります。その際には指先の骨へも動きが連動しますし、蹴りだす際の骨の組合せ位置も重要になります。
今回は、ご両親も足部が動きやすくアーチが崩れやすいタイプでした。また人差し指の長さも他の指よりも長いなど、骨格的な遺伝の要素も上げられました。
これから成長するにあたり、筋肉の使い方や骨の成長や姿勢にも関連してきますので、少しでもいい環境をとの親御さんの願いですね!
『歩きやすいよー』と走り回る様子を見ると嬉しさも感じる瞬間でした。
そして、指の変化もありました。左はインソールに着用前で、特に人差し指の握りこみが強いです。インソール着用時は、人差し指の握りこみが改善しています。
こちらも、左の黄色の丸は指の努力的な要素があります。右の写真では、指もきれいに伸びています。
女の子はこれから、おしゃれをする年齢になると足の見た目を気にしたりしますから、変形やタコができるのを早くから防ぐことも今だからできるケアですね。
足の握りこみなどは、押して骨が伸びる状況の時はよいですが、これが長期間続くと指の骨が変形し伸びなくなります。足の指先にも神経や血管が伸びていますので、骨の変形は神経の引っ張りなどの要因を作ります。足の冷え性やむくみなどにも関連しますので、分からないことはご相談くださいね!
ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
輝く羽は
鹿児島県鹿児島市の天文館にある山形屋近く、泉町にある整体です。脳梗塞後遺症などの施術、そしてあなたの歩きにくいなどの足の問題を改善するために、NWPL社のファンクショナオーソティックスというオーダーメイドのインソール(靴の中敷き)も作成しております。ブログは論文・医学書を参考に話していますが長年医療従事してきた個人の考えも一部含むこともあります。あなたの健康のための一つの要素として参考にしてください。
コメント