脳梗塞・脳出血・くも膜下出血は、全て脳の血管が因子となった病気です。
脳には心臓から送られた血液を送るために
血管がはりめぐらされています。
その血管の内部が詰まり、その先の血管に血液が遅れなくなることを 脳梗塞 といいます。
その血管が破れてしまい、脳の中に血液が溢れることを 脳出血 といいます。
その血管にできた動脈瘤(どうみゃくりゅう)が破裂して(8割)、くも膜下腔(くもまくかくう)に血液が流れ込むことを くも膜下出血 といいます。
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血ともに
脳の血流が滞り、脳がむくむや組織の損傷を起こすのです。
脳の役割は、外部の情報を変換するコンバーターのような役割でもあり
動きをより繊細に滑らかにコントロールする調整機能でもあり
運動や出来事などの記憶や、高度な思考などを持つ場所でもあります。
あなたは知っていますか?
脳は、どう情報のやり取りを行っているのでしょう?
脳など人の体の情報のやり取りは
神経細胞に電気が流れて、情報を伝達しています。
脳の中には、数百億個の神経細胞が存在します。
神経細胞はシナプスと呼ばれる接合装置を介してネットワークをつくり
脳の複雑な働きを実現しています。
その脳に、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳への血流の低下が起こると
このネットワークも損傷を受けます。
まだ研究段階のものが多く、解明されていない事が多いのですが
脳には、部位により役割があります。
その損傷部位により、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳の病気は
歩けない・手が使えない・まひなどの体の症状や
記憶障害・しゃべれなくなる・見えなくなるなどの高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)
といった目に見えない症状が出現します。
- 神経と痛み
では
あなたは「シナプスの可塑性(かそせい)」という言葉をしっていますか?
あなたが、今まで経験したことは
このシナプスが結合し、どれだけその中に電気信号が流れてかによって
その記憶の強さは変化しています。
シナプスは
その人がさまざまなことを経験したり学習したりすることで変化するのです。
シナプスの可塑性とは
一定の強さや繰り替えしその電気刺激が入ることで
強化され変化することがあるということなんです。
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳への損傷を受け
その神経細胞の伝達が途絶えていても
どのような刺激をどの程度
体に入れ込めるかが必要な要素でもあるんです。
最新医療では「脳の再生医療」など様々な未来が予測されていますが
その新しい細胞も同じように
どう学習するかが大切な条件になると思います。
苦しいリハビリを頑張るのではなく
意識しながら動くのではなく
あなたが、楽に動作できるように
あなたの体に どんな刺激を入れこむのか それが重要になります。
諦めないあなたのために
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鹿児島県鹿児島市天文館にある 鹿児島の整体 脳梗塞のリハビリも施術可能
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ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
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