輝く羽のブログ

子供の視力の低下はなぜ?

あなたは知っていますか?

『令和元年度学校保健統計調査結果』では、裸眼視力1.0未満者の割合が

小学校:34.57%

中学校:57.47%

高校:67.64%

統計をはじめてから過去最多の%になっています。

すでに世界人口の1/3は近視であるといわれており、世界的にも子供の視力低下は問題視されているようです。

 

遠視や近視とは

あなたの目は、綺麗なボール型をしていています。映し出された映像が、網膜上でぴったりとピントが合わさることで物体を綺麗に認知できます。しかし、眼球の奥行きが伸びてしまったり、縮むことによりそのピントが合わなくなり、近視や遠視の症状が出現します。

発達どしては、赤ちゃんの視力のは遠視の状態であり、徐々にピントが合うようになり3歳ぐらいで大人と同じレベルになります。遠くを見たり近くを見たり、周囲に気がつくなどしながら、あらゆるものに興味を持ち目を動かしながら発達していきます。

子供は様々な事が発達過程にあり、その経験やどんな刺激を受けるかが将来の子供たちを作っていきます。

 

目のシステム

目の動きは、上右・上左・右・左・右下・左下というように、目の周囲にある筋肉と神経によって動きをコントロールされています。また、三半規管や頸部の筋肉など、体のシステムと関連性も深いのです。その他に、細かく物をとらえる中心視と、周囲を大まかにとらえる周辺視という機能もあります。

 

ブルーライトに関して

パソコンやスマホ・タブレットにはブルーライトが含まれます。ブルーライトは他の光と違い、網膜に到達します。ブルーライトは、朝日にも含まれています。その光は、網膜から脳へ刺激を送り「朝・夜の信号を送る体内時計の役割」となっています。ブルーライトの刺激を受けることで、睡眠の質が低下することは報告されています。睡眠の質の低下は、疲労回復にも大きく影響してきます。

研究としては、まだ進行段階ではあります。ブルーライトによる目の疲労や、将来的に目の病気のリスクも今後数十年のデータ収集後に見解は示されると思いますが、今のあなたの先を見越した対処が重要になるかもしれません。

 

現代の生活

世の中は便利な生活に溢れています。いつでもどこでも、スマホから様々な情報や動画などの刺激を得ることができます。良い点も悪い点も同時に存在します。

乳幼児などのまだ未熟な発達段階で、スマホやタブレットを凝視する行動はどうでしょう?

電子化された書類とペーパーでの書類では、電子化された書類の方がミスが多いとの論文もあります。視覚的に脳に与える刺激が大きいということになります。それだけの刺激を幼少期から多く入れこむことは、脳が疲労しやすいということになります。

スマホやタブレットの利用で、うつむく姿勢が多くなっています。視覚と関連する首の周囲への負担はさらに増してしまいます。子供たちの頸部を触ることもありますが、動きの硬い子供が多いです。

 

ポイント

子供が騒いでしまうから、スマホを見せてしまうのも仕方のないことかもしれません。しかし、それを何時でも長い時間行うことはおススメしません。

❒姿勢の調整すること。

❒勉強など集中して何かを行わないといけない時間の前には使わない事。

❒寝る前の数時間前には目を酷使しない事。

❒体の硬さは、大きな運動を行ったり、物をくぐるなど自然に体の細部を使うような運動をする事。

❒強い体の硬さは専門家に相談する事。

など、子供の未来につながる事です。大人がコントロールしなくては、子供は自分では我慢することは難しいのです。我慢することも学習や発達に必要な要素であり、常に学んでいる事でもあるんですよ。

 

 

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ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)

 

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