『足から変えてみたい』とのご希望でご相談を受けました。
あなたも、繰り返す腰痛や体調がなかなか改善しない毎日は辛いですよね。クライアントさんもそんな日々に疲れてしまい、輝く羽にたどり着いてくださいました。
写真は、クライアントさんの足です。
1.赤色の丸枠の親指は両側ともに、内側に回旋しているのが爪の向きで分かります。特に、向かって左側にある、本人の右足は親指の爪は変形しています。
2.黄色の丸枠の小指は、両側共に爪が小さく変形しています。指先は、薬指下に入り込んでいます。
3.緑色の四角枠の足首は、むくみとO脚方向の足の状態が分かります。
建築で基礎となる土台が重要であるように、足はあなたの土台部分です。足の状態を見ることで、あなたの体の問題も想像できます。あなたが活動する中で、常に足は地上に接しており外部から刺激を受け続けているのです。
親指と小指の変形は、アーチが崩れやすくなり広がり大きな足になっているという事です。現にクライアントさんも、靴は大きくなり、横に広がるワイドというサイズでないと合わなくなっているようです。
足の状態を説明していくと『私の足は、いつの間にかこんな状態になっていたんですね。足は大事っと聞くけれど…気がつかなかった』と言われていました。
足の状態で何が変わるの?そう思う方もいるかもしれません。しかし、足は大切な土台です。骨は骨連鎖といい、骨と骨の連結で動きを規定します。片足で28個もある骨の組み合わせは、緻密です。その土台である足の崩れは、全身へと波及します。あなたが、気がつかないうちにその崩れはあなたの体にダメージを蓄積してしまうのです。
実際に、クライアントさんの足は、足の指側の方にあたる前足部の動きに柔軟性が強すぎており、アーチを崩す要因となっていました。その角度は、一般の方の倍以上に動いていました。
この状態は、神経や血管を引っ張るので、足はむくみやすいのです。踏ん張りがききにくく、腰痛を誘発しやすくもなります。
インソールのデータを症状と共にアメリカへ送り、約1か月後に完成し到着します。クライアントのこの先の歩きを支え、日常を変化させ、笑顔に変えてくれるアイテムとなると感じます。
日本では、まだ足の知識は乏しい状況です。しかし、少しでも多くの方の人生が変化できることを願って、鹿児島での取り扱いを決めました。その思いがつながるこの瞬間が、とても幸せに感じます。
ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
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