女性は感情豊かであり、男性は理論的な思考になりやすいと言われますね!
男女間でのコミュニケーションにおいても、その違いなどでストレスが起きる事もありますしね。女性は比較的に、喜怒哀楽がはっきりしているとも言われたりもしますね。それらは、脳の違いも要因と言われる事があります。
その見解としては
1.男女の脳の差は、右脳と左脳を結びつける脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分が、女性は男性よりも太く、左右の脳の情報を交互に操作して複数のことを同時進行させることができる
2.扁桃体の強い活動により,女性は男性に比べてより感情的にふるまい,感情的な出来事をよりよく記憶するといわれる。
(参考文献)
❒デラコステ=ウタムシンとハロウェイは,脳梁の後部にあたる脳梁膨大と呼ばれる部位が,女性は男性よりも大きく球根のような形状をしていると報告した(DeLacosteUtamsing & Holloway, 1982)。
❒感情刺激に対する扁桃体の活動は,男性より女性のほうが強いことを示した(Hamann,2005;Killgore & Yurgelun-Todd, 2001)。
しかし、これらは現在の研究結果では、男女差に相違はないともされているんです。
実は男性だから、女性だからと一概には言えないようです。今後の研究でどのように解明されるかも面白いところです。
ではなぜ、女性の感情は変化しやすいのでしょうか?
もう一つに着目すると、それはホルモンバランスの変化からもみて取れます。
ここで、幸せホルモンとして代表されるものを紹介します。『オキシトシン』『セロトニン』『ドーパミン』という物質があります。
この中の『セロトニン』に着目してみます。セロトニンは脳から分泌される物質であり、『不安や焦燥感を抑える働き』を持っています。このセロトニンは、女性ホルモンの変化によりセロトニン伝達機能障害を起こします。
つまり、女性は月に一度、女性ホルモンの波が大きく変化します。
そのホルモンの変化により、感情を左右されやすいのです!
実はおよそ20人に1人がPMDDという、月経前不快気分障害で苦しんでいると言われています。その症状には、突発的で激しい感情の揺れ、憤り、暗い鬱症状などがありひどい場合は、自殺願望を持つこともあります。( PMDDに関しては➡を参考に)https://doctorsfile.jp/medication/443/
原因ははっきりと解明されてはいませんが、ホルモンの変化によるものと推測されています。女性の心が不安定になるのは、ホルモンの変化を受けている場合も考えられます。
コントロールするためには、自分の傾向をまず知る事も大切です。
そして、先ほど紹介した幸せホルモンの『オキシトシン』『セロトニン』『ドーパミン』という物質をうまく作りだすことも大切になります。
ホルモンバランスは体の状態とも関連性が高いです。幸せホルモンに関しても、次のブログにしますね。
次のホルモンに関するブログは⇩
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