『あなたは、過去に手術をされた経験がありますか?』
もし、あなたが
『はい』と答え、【腰痛】で悩んでいたら
もしかするとその腰痛の原因は、【手術】に起因するものかもしれません。
今の医療は発展し、
・小さな術創(傷口)やカテーテル・内視鏡での手術
・服薬などでの改善
・リハビリなどの徒手的な解決
など様々な方法がどんどん進化しており、決して【手術が悪いということではありません。】
では、なぜ?
【手術】と【腰痛】?
『どういった関係性があるの?』と、不思議に思う方もいるかもしれません。
勿論、手術のための安静であったりの要素もありますが
今回は、体の構造からの説明をします。
左の写真は、女性のおなかの中(内臓)の図になります。
右の写真では、その【腹膜】を青く線で引いています。
このようにおなかの中は、それぞれの臓器を【腹膜】が覆っています。
腹膜は、袋のように一枚の膜になります。
もし、あなたの手術が【胃】【腸】【子宮】など腹膜ないのものであれば、
腹膜を切ったり、穴をあけたりしています。
≪体験≫
ここで、『あなたの洋服の端を一か所引っ張ってみましょう。』
どうなりましたか?
服は、あなたの引っ張った方向へ【全体的に引っ張られていく】のです。
腹膜も、手術により損傷した部位は修復するために
【組織】が【厚く】【硬く】なります。
実は、私も腹部に手術の跡があります。
もちろん、手術は何の問題もなく終了しています。
しかし、その組織は他の部分とは違い
おなかの方に押したり、左右にずらすと【硬く筋のように】なっています。
それを、組織の癒着(くっついている)というのです。
上記の写真は、【腹部】と【太もも】の断面図です。
・骨は骨膜
・筋肉は筋膜
・神経や血管にも膜があります。
どの膜も実は前進つながっています。
そしてそれぞれが動きを阻害されずに、滑らかに滑走することが大切なのです。
硬く、【癒着した(くっついた)組織】はその【滑走を阻害】されます。
洋服のしわのように、その癒着はそのほかの組織や膜を引っ張ります。
腹膜の後方(背中側)は、腰椎です。
腰椎の動きを阻害する因子になったりと
あなたの気がつかないところで【問題】【体の不具合】が起こり
それがあなたの【痛み】・【腰痛】の原因になったりもするのです。
輝く羽ブログは?
https://hane.care/category/blog/
【お問い合わせ先は】?
TEL:050-5360-4310
メール:info@hane.care
鹿児島県鹿児島市にある 鹿児島の整体 脳梗塞のリハビリも施術可能
NWPL社のファンクショナオーソティックスはオーダーメイドインソール(靴の中敷き)販売
株式会社 輝く羽
ブログ筆者:西綾(保有資格:作業療法士/准看護師)
コメント