こんにちは、西綾(輝く羽:脳梗塞リハ・スポーツリハ)です!
15時過ぎ。一つ仕事を終え、コーヒーを入れる。いい匂いと、コーヒの香りに癒される。パソコンに向目をやろうとした瞬間。スマホに着信。
『もし、もし。元気ね?』という男性の声。「西は、変わらず元気ですよ!○○さんは調子はどうですか?」数ヶ月に1度の会話。(定期的に連絡)
出会いは、約6~7年前。春になり過ごしやすい季節。やせ形で、身長の高い男性。その当時60代の後半でした。脳梗塞の後遺症による入院。
そのころ、リハビリのための病院に勤務していた私。リハビリの担当となり、職場復帰を目指していました。その中で、一番ネックとなっていた症状。それは、脳梗塞の症状ではなく、足の裏の胼胝(たこ)です。
足の裏にできた胼胝がなぜネックだったと思います?
それは、胼胝の層が厚くなり芯を作り鶏眼(魚の目)を作っていたからです。
歩くと、『痛いんだよね』と何とか、痛みのない場所を探りながらの歩行。そうです。歩く際に、加重が加わると、痛いのです。しかも、厄介なのはその場所です。一つは、親指の下。そして、小指の下。親指の下と小指の下となると、前足部(足の前の部分)には体重をかけられないのです。
あなたは、前足部に体重をかけずに歩けますか?
(ペンギンの様にチョコチョコ歩きになったり、膝を曲げた歩きになったり…。)
その方は、膝と股関節を曲げ、猫背になって歩くようになりました。
長年の営業職もあり、『もう老いぼれだよ。やっと生きているよ。』といいながら軽快に明るいトークを続けてくれますが。病をいくつか患っていることもあり、『足が鉛の様に重い』そう言われてることも。
歩くと、足の裏が痛い。刺すように痛い。歩くのが億劫だ…。かばうように歩く。だから、徐々に膝は伸びなくなる。
その頃の私は、無知だったのです。
・元々の足の骨の組み合わせの動きの悪さ。
・脳梗塞後遺症により、さらに動きのコントロールが低下している事。
・歩き方を意識しているため、体のパフォーマンスが低下している事。
それゆえに、ずっと心の中に悩みを持ち続けていました。
どうして魚の目や胼胝ができるのか…。どうすれば改善できるのか…。楽に歩くには…。
皮膚かに相談んした。本も読んだ。ネットも調べた…。そして、やっと取り扱うインソールにたどり着きました。インソールや足に対する思いのスタートはここにあるのです。
だから、今も定期的な連絡時に「足はどうですか?」と尋ねます。
誰かを笑顔にしたい。このスタートした時の悔しい気持ちを、だれかの笑顔に変えたい。その思いを強くさせてくれる電話の声です。
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